東日本大震災の被災地でSTEM教育を実践(教育学部 野村泰朗 准教授)
2016/9/2
8月16日~23日の8日間、教育学部野村泰朗准教授とその研究室の学生が宮城県石巻市及び南三陸町にて「International STEM Camp 2016 Summer @ Tohoku」を実施しました。
STEMとは、Science(科学)?Technology(技術)?Engineering(工学)?Mathematics(数学)の頭文字をとった総称であり、それぞれの分野を統合した教育を推進するもので、野村准教授は、実際に手を動かしてモノをつくる活動を通した科学技術教育の新しい手法について、学校現場で教員と一緒に授業実践を行ったり、大学研究室に子どもたちを招いて大学生と一緒に研究活動を行ったりといった教育臨床的な研究を行っています。
津波の被害にあった旧宮城県石巻市立大川小学校校舎を
慰問して、当時の様子についてお話を伺いました
参加者全員がレスキューロボットを作り、被災地に見立てた
ジオラマの中をラインに沿って走行できるようプログラミングしました
今回のCampでは、埼玉大学生と一緒に、インド、タイ、日本の小中学生が、「東日本から考える科学技術と私たちの未来」というテーマに、野村准教授が進めるSTEM教育の考え方にもとづいて、東日本大震災の被災地を訪問し、生で実際になにがあったのかを知ることを通して、これからの科学技術が私たちにどのように役立っていくべきなのかを考え、実際に参加者がレスキューロボットづくりに挑戦しました。
その時の活動の様子がNHK World Newsに取材され、8月31日に放映されました。以下ウェブサイトからビデオクリップでご覧になれます。
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