和食?日本人の伝統的な食文化とは? 教養学部国際共修授業「Introduction to Japanese Culture」
2019/1/22
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長谷川店長を囲んで記念撮影
教養学部では、留学生と日本人学生が共に学ぶ「国際共修科目」である「Introduction to Japanese Culture」(コーディネーター:埼玉大学フェロー 加藤 基 氏)の一環として、日本料理店「賀茂川」の長谷川裕志店長をお招きし、「日本人の食文化―世界遺産としての和食」と題した講義を開催しました。
講義では、奥深い日本食文化の歴史から、包丁、三方、西洋料理のブイヨンと日本料理の出汁、関東と関西の味の違い、郷土料理と地産地消、素材へのこだわり、美意識の表現などについて説明があり、また、長谷川店長が調理された料理の数々が披露され、日本人学生も留学生も、その色合いの美しさや香りの豊かさに魅了されていました。
講義後には、日本人学生?留学生全員が「ふるさとの味?おふくろの味」について発表し、「食文化の基本は、受け継いできた郷土や伝統に根ざした日々の食生活にあり、おふくろの味?ふるさとの味にあります」と長谷川店長が結びました。
次回1月24日(木)の最終講義は、2017年に日本芸術院賞を受賞された三田村 有純氏をお招きし、「もっと知ろう日本-芸術文化の観点から」をテーマとした講義を行います。受講生以外の方も参加できますので、奮って参加ください。
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長谷川 裕志店長
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初めて見る人も多かった鰹節削り器の実演
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色鮮やかなお料理
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鯛の塩焼き
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