光インセンサーコンピューティングの革新的技術の創成―JST CRESTに採択(大学院理工学研究科 内田淳史教授)
2024/10/9
大学院理工学研究科 内田淳史教授が科学技術振興機構(JST)による戦略的創造研究推進事業「CREST」の2024年度新規採択研究代表者?研究者および研究課題に採択されました。
「CREST」は、国が直面する重要な課題の克服に向けて、独創的で国際的に高水準の基礎研究を推進し、新たな科学知識に基づく革新的技術シーズを創出することを目的とするネットワーク型研究(チーム型)です。研究総括が定めた方針に基づき、トップ研究者が率いるチームが若手研究者を育成しながら、戦略目標達成に向けて研究を進めます。
今回574件の応募があり、50件が採択されました。採択された内田教授の研究概要は以下のとおりです。
戦略目標 | 「持続可能な社会を支える光と情報?材料等の融合技術フロンティア開拓」 |
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研究領域 | 「光と情報?通信?センシング?材料の融合フロンティア」 |
研究課題名 | 光インセンサーコンピューティングの革新的技術の創成 |
研究概要
本研究では、光センサーと光プロセッサを融合して抜本的な設計?開発を行う光インセンサーコンピューティングの革新的技術の創成を行う。光センサーで取得した大容量のデータから、光の状態のまま高速に特徴抽出を行うための光リザーバー技術を開発する。さらに、光センサーと光プロセッサを一体化して全体機能を最大化するための高速?低遅延システムを設計?開発し、高速?高度視覚センシング技術を実現する。
研究体制
- 埼玉大学
- 金沢大学
- 北海道大学
- 名古屋工業大学