「製品の色に基準値を与えることでAI自動配色できる総合色管理システムの開発」経済産業省サポイン事業に採択(大学院理工学研究科 小林貴訓 教授)
2020/9/3
株式会社中川ケミカルおよび埼玉大学(小林貴訓、大学院理工学研究科?教授)は、中小企業の新しい研究開発の取組を支援するための令和2年度経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に採択され、「製品の色に基準値を与えることでAI自動配色できる総合色管理システムの開発」(事業期間:令和2年度~令和4年度)を実施します。
これまで、多様な企業の膨大な製品に使われる色は、標準化が行われていなかったため、製品の色決めや過去の製品色との比較?照合といった管理に膨大な手間がかかっていました。そこで、本事業では、日本色彩研究所による新しいカラーシステムNOCSを利活用することで、企業の製品色を基準値に基づいて標準化します。さらに、標準化された色データを用いることで、AI技術の適用を可能とし、色選択の自動化、自動配色を行う総合色管理システムを開発します。
AIを用いた統合色管理スシステムの概要
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