埼玉大学研究シーズ集2022-23
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14キーワード海外進出、マーケティング、流通チャネル戦略、東南アジア、中国マーケティングの4P流通チャネルの「統合度」と「幅広さ」■?研究概要日本企業の製品は品質や機能に優れるが、必ずしもアジアの消費者のニーズに合っていないといわれる。4Pとよばれるマーケティング?ミックスの中でも、広告や宣伝だけでなく、流通チャネル、つまり消費財であれば卸売?小売との取引経路、自動車部品などの産業材であれば購買担当者とのフェイストゥフェイスの関係は、アジアの消費者にアクセスする上で重要な要素である。アジアの流通チャネル戦略を研究しながら次第に分かってきたのは、国毎に異なる流通環境に合わせることも大事であるが、うまくいっている企業ほど各国に共通する「方程式」つまりチャネル展開の雛形を持っているということである。商習慣の異なる流通業者に対する「管理」や「統合」という目的と、幅広い店舗に商品に行き届かせるチャネル「構造」の確立という目的は、しばしば相反することがあり、限られた経営資源の中でこれらをどう両立させるかがチャネル戦略の課題となる。■?産業界へのアピールポイント●アジアに特化した経営戦略、マーケティング戦略の研究調査●日本企業だけでなく、アジアの現地企業や欧米系企業の歴史や戦略について深いレベルの■?実用化例?応用事例?活用例●長年アジアに進出していながら販売面でうまく行かない原因の調査●個別国の政治?経済?文化的環境や消費?流通事情の分析と進出先の選定●産業特性、製品特性に応じた効果的なアジア市場戦略の立案●アジア(特にタイ、インドネシア、ベトナム、中国)の市場状況に知悉知識を有する井原?基(イハラ モトイ) 教授大学院人文社会科学研究科 商学研究領域【最近の研究テーマ】●消費財(トイレタリー?化粧品)関連企業のアジア市場戦略●小売業のアジア進出●新興国市場に適した流通チャネル戦略アジア市場戦略?マーケティング戦略の新機軸

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