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第20回能代宇宙イベントにおいて缶サット部門 優秀賞を受賞(埼玉大学宇宙工学サークルあかとき)

2025/1/28

受賞を喜ぶJAXAITAMAの皆さん

一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム主催の第20回能代宇宙イベントにおいて、埼玉大学宇宙工学サークルあかときのチームJAXAITAMA(ジャクサイタマ)がオートデスク賞の缶サット部門優秀賞を受賞しました。

能代宇宙イベントは、秋田県能代市で毎年行われる日本最大規模の学生?社会人によるロケット打上げ及び自律ロボット制御のアマチュア大会で、宇宙教育の普及と宇宙開発を支える人的資源を育成することに加え、航空宇宙技術の交流を通じた地域活性化を目的として開催されています。

3DモデリングソフトウェアFusionを用いて細部まで再現した精密な 3Dモデルでの開発設計や自らFusionの講習会を開催している姿勢が高く評価され、この度の受賞となりました。

缶サットとは?

能代宇宙イベントでは、ハイブリッドロケット海打上げ、ハイブリッドロケット陸打上げ、缶サットフライバック?ランバック競技、中学生モデルロケット秋田県大会が行われます。このうち、埼玉大学宇宙工学サークルあかときが参加したのは缶サットフライバック?ランバック競技です。

缶サットは教育用の模擬人工衛星であり、製作することで超小型衛星の開発プロセスを短期間で経験でき、宇宙工学の基礎知識を学ぶことができます。缶サット競技とは、GPS や各種センサ、マイコンなどを搭載した自律ロボットを使い、上空約50 m から目標点を目指す競技です。

上空から投下後に飛行しながら目標点へ向かうフライバック競技と、軟着地後に地上を走行し目標点へ向かうランバック競技から構成されます。いずれも飛行中または走行中はラジコンのように外部から操作するのではなく自律的に動作する点に特徴があり、人工衛星制御技術を広く学ぶ機会となっています。缶サット競技には、飛行中と走行中の自立制御履歴が記録されていること、重量と容量制限を守ることなどのレギュレーションがあります。 

学生にとっては宇宙開発は技術面やコスト面で難しいことが多いですが、缶サットは学生であっても自分達の創意工夫で「やりたいものづくり」を実現することが可能となっています。

受賞者からのコメント

JAXAITAMA プロジェクトマネージャー 長澤 悠太さん(万博体育manbetx3.0_万博体育APP官方网 &基礎化学科2年)

この度はオートデスク賞をいただき大変光栄に存じます。私たちは細部までの設計や複数回のシミュレーションを重ね、より良い機体の開発にチーム一丸となって取り組んできました。オートデスク賞は特に設計に優れた団体に贈られる賞であり、これまでの努力が報われたことに大変嬉しく思っております。

この度の受賞は、学生後援会をはじめ私たちの活動を支えてくださっている皆様のおかげであり、感謝の念に堪えません。これからも今回の経験を活かし、今までにない新たな機体の設計に積極的に取り組むとともに、後輩への技術継承に努めてまいります。

JAXAITAMA 構造班長 村松 旺典さん(万博体育manbetx3.0_万博体育APP官方网 &物理学科2年)

受賞を目指してモデリングやシミュレーションに力を入れていたので、その努力が実を結ぶ結果となって感無量です。今回の缶サット製作を通して制作の流れや技術を新入生に伝えることができましたが、私自身が先輩から学ぶことも非常に多かったです。

今後も継続して技術を磨き、更に良い成績を残せるよう努力していきます。

現地の様子
賞状
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