東アジア情勢について学ぶ-国際共修科目「Introduction to International Relations」より
2024/6/24
教養?スキル?リテラシー科目の講義「Introduction to International Relations」は、日本と世界との結びつきを第一線で担っている各国在京大使館や国際機関の皆さんなどを講師にお迎えし、世界中から集まる留学生と日本人学生が交流しながら共に学び、グローバルな問題への理解と国際的な視野を広げることを目指した国際共修授業です。ホームページのニュースで講義の様子を毎週お伝えしています。
6月20日(木)の講義では、平和外交研究所代表の美根慶樹氏を講師に迎え、「東アジア情勢」というテーマで講演いただきました。今回は特にディスカッションに重点を置く形式で行われ、様々な国出身の留学生や日本人学生が積極的に意見を交わす形となりました。
まず、美根氏は戦後の東アジア情勢と各国間の友好関係の歴史について説明され、中国を中心に国際関係の変遷を解説していただきました。その内容を受け、「中国と日本は友好関係を結べるか」というテーマでディスカッションが行われました。経済的な相互依存、歴史的な課題、文化交流の重要性など多岐にわたる視点で議論され、様々な角度からの意見をチームごとに発表しました。美根氏はこれらの発表を受け、各意見についての補足や解説を加えていただきました。
最後に、美根氏は「短い時間で素晴らしいアプローチができた」と総括し、日本と中国、そして東アジアの今後の展望について理解を深める重要性が示されました。東アジアの未来について考える貴重な場となり、参加者全員にとって有意義な講義となりました。