ウクライナ ポルタワ教育大学、リヴィウ国立大学との共同セミナーが始まりました
2022/12/2
埼玉大学、ウクライナ ポルタワ教育大学およびリヴィウ国立大学の3大学が共同で開催するオンラインウィンターセミナー「Perspective of Comparative and World Literature and Cultural Studies」が2020年、2021年に続き今年も開催され、11月29日(火)に初回授業が行われました。
厳しさが続くウクライナ情勢にあっても、日本とウクライナの相互理解や友情を深めるべく例年通りの開催となった本セミナーは、本学教養学部長 野中進教授とポルタワ教育大学 Olga Nikolenko教授がオーガナイザーを務め、 野中教授の講義「スラブ語圏の民族と文化A」の一部にもなっています。
初回講義には3大学から30名以上の学生が参加。野中教授は冒頭の挨拶において日本とウクライナの大学間で教育や文化の繋がりを持つことの重要性を述べ、厳しい状況にあるウクライナの学生、教員への埼玉大学からの支援を表明しました。それを受けリヴィウ国立大学のLidia Matsevko-Bekersha教授からは本セミナー開催への謝意が伝えられました。ポルタワ教育大学のOlga Nikolenko教授からは、このような状況でも本セミナーを開催した野中教授や、セミナーに参加し、学ぶ姿勢を忘れない学生達への敬意と感謝が伝えられました。
3大学の学生達はその後、自己紹介や自身が興味のある学問分野の紹介などを行い、教員からは戒厳令下に学ぶという特別な状況の意味や、戦争がもたらしたもの等について講義を行いました。
本セミナーは2023年1月までの間、全5回の開催を予定しています。
Zoomでの記念写真