ウクライナからの避難学生?避難民を受入 ~埼玉大学と埼玉県における連携支援~
2022/6/20
国立大学法人埼玉大学(埼玉県さいたま市桜区 学長:坂井貴文)は、ウクライナからの避難学生として、本学と2021年協定を結んだ学術交流協定校のポルタワ国立教育大学の学生2名を受け入れることを決定いたしました。受け入れ後、2名の学生は本学国際本部に所属し、日本語?日本文化を含む日本事情を学びます。
受け入れにあたり必要となる住居については、埼玉県の協力により県営住宅を利用し、 さらに、埼玉大学として、渡航費?生活費等の支給、授業料免除等の支援を行います。
受入期間は令和5年3月31日までとしていますが、今後の情勢により延長も視野にいれています。
また、埼玉県におけるウクライナからの受入避難民に対しては、本学の日本語教育授業を開放予定です。
坂井貴文学長コメント
今般のウクライナ情勢を深く憂慮しております。
学生が教育の機会を失うことのないよう、協定校からの学生受入支援を行うとともに、避難された方への支援として日本語教育授業を開放し、教育機関としての使命を果たす所存です。
参考:本学とポルタワ国立教育大学は2021年6月に連携協定を締結
V. G. コロレンコ記念ポルタワ国立教育大学(ウクライナ)と学生交流を含む学術交流協定を締結しました。同大学は、ポルタワ師範学校を前身とする、1914年に創設されたウクライナで最も古い高等教育機関の一つであり、中堅国立大学として、教育?研究とも国内で高い評価をうけています。教員養成で定評のある大学ですが、現在は7つの学部、36の学科からなる総合大学となっています。
橋渡し役となった本学大学院人文社会科学研究科の野中進教授と2012年から共同研究を続けているオリガ?ニコレンコ教授の協力を得て、2020年度にオンライン学生セミナーを開催するなど、本学とV. G. コロレンコ記念ポルタワ国立教育大学で具体的な交流が進んでいます。(2021年6月21日プレスリリースより抜粋)
問い合わせ先
埼玉大学学務部留学?国際交流課
TEL 048-858-9624
e-mail ryugaku(@)gr.saitama-u.ac.jp