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2022年度笹川科学研究助成に採択されました(大学院理工学研究科博士後期課程3年 塚田耕太郎さん)

2022/5/23

塚田さんと指導教員の田中秀逸教授

公益財団法人日本科学協会が助成事業として行っている「2022年度笹川科学研究助成」に、大学院理工学研究科博士後期課程3年 塚田耕太郎さんが採択されました。

笹川科学研究助成は、当時、助成団体への研究費申請のできなかった大学院生や研究生といった若手研究者を対象に1988年にスタートしました。
次世代を担う若手が行う、新規性、独創性または萌芽性をもち、発想や着想に意外性のある研究を掘り起し、科学?技術研究の振興を図ることを目的としています。
今年度は、1,133件の申請のうち332件が採択されました。

助成者名 大学院理工学研究科博士後期課程
生命科学コース3年 塚田耕太郎さん
研究課題 抗がん剤の治療効果を促進する阻害剤開発に資するSNM1Aの解析-アカパンカビを用いた遺伝学的研究-
指導教員 大学院理工学研究科 田中秀逸 教授

塚田さんのコメント

私は、DNA修復について研究しています。DNAは紫外線などの要因により絶えず傷つけられていて、その損傷ががんなどの病気の原因となることがあります。しかし生物は、その損傷を修復するメカニズムを持っており、そのメカニズムをアカパンカビを用いて調べています。

学部生時代に他大学でこの研究を始めたのですが、さらに追求していくために、同じ研究をしている仲間の多い埼玉大学の大学院に進学を決めました。実際に通ってみて、アットホームな大学だなと感じますし、ゼミでは学生同士で活発な議論を行うことができるので、お互いを高め合うことができています。論文の執筆では、指導教員の田中先生が客観的な視点からアドバイスをくださるので、とてもありがたいです。

研究は様々なステップを踏んで進めていくのですが、まれにワクワクするような意外な発見をすることがあります。失敗や上手くデータが出せないことが続くこともあるので、こういった瞬間が、研究を続けるモチベーションになっています。研究するうえでは、資料や論文をよく調べて勉強することはもちろん、好奇心を持ち続けることを大切にしています。

将来は、グローバルに活躍できる研究者を目指しています。日本に限らず海外でも研究成果が出せるようになりたいです。また、がんの治療につながる研究だと思っているので、苦しんでいる方々の役に立てるよう頑張っていきたいです。

田中教授のコメント

塚田さんは研究に費やしている時間が規格外に長く、今回は採択されるべくして採択されたと思っています。
細部まで気を回して実験を行うことができるので、無駄がなく、その分実験結果も溜めることができ、その解析も丁寧に行っています。
すでに論文を1つ書き終えて現在2つめに取りかかっており、研究者としての土台ができ始めているなと感じています。修了後は、ぜひ個性ある研究を進めてほしいです。

アカパンカビを観察する塚田さん

研究室の仲間たちと一緒に

参考URL

田中 秀逸(タナカ シュウイツ)|埼玉大学研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます