「彩の国で育もう理工系女子の未来を！彩の国から変えよう、理工系の未来を！」 JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に採択されました
2021/5/13
埼玉大学と大正製薬株式会社(共同機関)による申請プロジェクトが、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)次世代人材育成事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に採択されました。(14件の申請件数のうち、本学を含め5件が採択されています。)
理工系に関心を持つ機会が少ない女子中高生、理工系に関心を持ち職業につなげようとする女子中高生、進路に影響を及ぼす教員や保護者を対象に、「彩の国女性研究者ネットワーク」との連携のもと、「彩の国理工系女子のためのエンカレッジ拠点」を構築し、体験型プログラムの提供に取組みます。
概要
埼玉大学が中心となり、「彩の国女性研究者ネットワーク」と連携を図り、埼玉県の女子中高生、中高教員と保護者を対象に、女子中高生が理工系に進むことをエンカレッジするプログラムを提供し、女子中高生の理工系進路選択エンカレッジの拠点(「彩の国理工系女子のためのエンカレッジ拠点」）を構築します。
具体的には女子中高生を対象に、大学教員による出前授業、サイエンス体験サマースクールや女子大学生と語るワークショップを開講します。保護者や教員に向けて、科学技術系の進路選択への理解を深めてもらうためのセミナーや懇談を実施する予定です。また、親子そろって参加できるプログラムとして、共同機関である大正製薬株式会社の連携の下、ものづくりの現場訪問や研究者との懇談をすることを計画しています。
令和3年6月ころに、年間スケジュールを公表する予定ですので、サマースクールやワークショップへの参加方法は、本学のホームページからご確認ください。
「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」とは
次代を担う女性が、科学技術イノベーションに関連して将来活躍できるよう、女子中高生やその保護者の科学技術系の進路に対する興味関心や理解を深める取り組みを推進すること、そして、理工系分野での女性の活躍に関する社会一般からの理解の獲得を促進することを目的とするプログラムです。
【参考】科学技術振興機構
本学では、①埼玉県における女子中高生の理工系進路選択を励ます拠点の必要性、②理工系で活躍する女性のロールモデルの少なさ、③埼玉県の特徴とその中の地域差を意識したプログラムの必要性を背景に、下図のプログラムを展開します。
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