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埼玉りそな銀行からの寄附講義「地域金融×地域創生入門」最終回で、前田哲哉りそな銀行常務執行役員による講義を実施

2019/8/6

今年度から基盤科目にて開講している「埼玉りそな銀行の寄附講義『地域金融×地域創生入門』」において、りそな銀行の前田哲哉常務執行役員(1987年本学経済学部卒業)から「社会人に向けて」をテーマに講義いただきました。

講演日時 講演者
7月23日(火)
13:30~14:30
りそな銀行
審査部兼融資管理部担当  常務執行役員 前田哲哉氏
「社会人に向けて」

講義の様子

「社会人に向けて」(表紙スライド)


審査部兼融資管理部担当 常務執行役員 前田哲哉氏

 講義冒頭、1987年にりそなグループへ入社後、主に融資業務を担当される中、銀行の経営統合に参画されたり、リーマンショック後の大口貸し出し先の事業再生を統括され、多くの危機を乗り越えた経験について語っていただきました。
 融資業務では、安全性?収益性?成長性?公共性?流動性といった融資5原則を踏まえた個別審査(案件1件毎の管理)の他にポートフォリオ管理があり、特定の取引先や特定業種に集中して融資を行うことがないようマクロ的管理の重要性について説明していただき、銀行のバランスシート(貸借対照表)では金融機関が保有する資産評価に、適切な引当金を計上していることが紹介されました。
 後半では、学生からの事前質問に答える形で、りそなグループでは、業務の幅を広げる取組として、貸出利息収入減少を補うためのフィービジネスを強化し、「年金?信託?不動産ビジネス」「資産形成サポートビジネス」「決済ビジネス」などでフィー収益比率が連結業務粗利益の30%に到達していることが紹介されました。お客さまの利便性向上の試みとしては、次世代型店舗の展開、ローコストオペレーションの試みとして事務プロセス改革が行われ、印鑑なしで通帳の開設ができることによって印鑑照合に係る事務手続きが解消された例や、対面?非対面のチャンネルを強化し、その連携を更に強めることによって、対面では全店舗で平日17時まで営業等、非対面では24時間有人対応テレフォンバンキング等が紹介されました。社内環境については、チャンスが公平にあり、風通しのよい職場であることが紹介され、仕事内容については、主に中小企業の経営者と直接話しができ自らの成長に繋がったり、仕事を通じて世の中の動きが良く見えるようになるなど、銀行の仕事の魅力について語っていただきました。
 講義の最後には、トヨタ創始者豊田佐吉の「障子を開けてみよ、外は広い」という言葉が紹介され、障子の向こうには、今まで見えなかった世界が広がっている。障子を開くことで新しい世界が広がり、可能性を開くことが出来るというメッセージをいただきました。

参考URL

埼玉りそな銀行の寄附講義「地域金融×地域創生入門」|Webシラバス このリンクは別ウィンドウで開きます

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