◆埼玉大学創立70周年記念事業◆リベラルアーツ連続シンポジウム 「第1回:音楽?メディア?インタラクション」を開催しました
2019/2/6
1月26日(土)、【埼玉大学創立70周年記念】リベラルアーツ連続シンポジウム「第1回:音楽?メディア?インタラクション」を開催しました。
埼玉大学は今年創立70週年を迎えます。教養学部(人文社会科学研究科)はそのなかで、旧制浦和高校、埼玉大学文万博体育manbetx3.0_万博体育APP官方网 &からリベラルアーツの伝統を引き継いてまいりました。今回の連続シンポジウムは、本学の文系、理系の研究者や大学外の専門家とも連携して、新しい現在のリベラルアーツを考えるというものです。
記念すべき第1回のシンポジウムを二部構成に分けて実施し、合計200名近い参加者が集まり、大きな盛り上がりをみせ大成功を収めました。
第一部では、埼玉大学教養学部出身の音楽社会学者である関西大学社会学部の小川博司教授をゲストにお招きして音楽と現代社会の関係性について、興味深いお話をいただきました。さらに、本学大学院理工学研究科の小林貴訓准教授、そして、人文社会科学研究科に所属している産学官連携研究員の陳怡禎先生にもお話をいただき、100名以上の大学生、大学院生、そして埼玉大学卒業生を含む社会人を対象に、音楽とメディア?コミュニケーションの変容を通してみる現代日本と東アジアの社会像について議論していきました。
第二部では、日本学術振興会『課題設定による先導的人文学?社会科学研究推進事業』の「観客と共創する芸術―光?音?身体の共振の社会学的?芸術学的?工学的研究」と共催するかたちで、本学で開発し、特許出願中のアイドル応援システムの実演実験を行いました。
今回の実演では、アクアルナ?エンターテイメント株式会社からのご協力をいただき、メジャーデビュー間近の人気女性アイドル?グループ「Jewel☆Neige」や彼女らのファン50名をお招きし、実験型のミニコンサートを開催しました。双方向アイドル応援システムを利用したアイドルやファンの気持ちや一体感を高めることが確認できました。この実演実験では、教養学部、人文社会科学研究科、経済学部、工学部、大学院理工学研究科の20名以上の学生、大学院生が、実演実験を手伝いました。
第二部のアイドル応援システムの実演を終えて、小川博司教授、小林貴訓准教授や陳怡禎先生ら登壇者に加え、本学人文社会科学研究科の山崎敬一教授も討論に加わり、「音楽?メディア?インタラクション」をめぐり、現場観客と熱い議論を交わしました。
関西大学社会学部
小川 博司 教授
埼玉大学人文社会科学研究科
産学官連携研究員 陳 怡禎 先生
大学院理工学研究科
小林 貴訓 准教授
人文社会科学研究科
山崎 敬一教授(写真左)の司会による討論会
アイドル応援システム実演の様子
Jewel☆Neigeによる実験型ミニコンサート
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