Dr. Jessica P. Houston(日米フルブライト交流事業による招へい研究者)による講演会を開催
2018/12/25
12月13日(木)、本学大学院理工学研究科に客員研究員として在籍している、米国ニューメキシコ州立大学のDr. Jessica P. Houstonによるワークショップ「International Research Collaboration in Saitama University: From the View of an American Researcher」を大学会館2階ラーニングコモンズにて開催しました。
Dr. Jessica P. Houstonは、2018年7月より2019年1月まで、「日米フルブライト交流事業」により埼玉大学に滞在。専門はEngineering Scienceで、自身の研究?開発テーマである分析装置「Cytometer」を実際に研究で用いている大学院理工学研究科 鈴木美穂 准教授の研究室にて研究活動を行っています。
当日は、過去に「日米フルブライト交流事業」からの奨学金を受けアメリカでの研究を経験した教育学部の髙橋哲 准教授と大学院人文社会科学研究科の野村奈央 准教授による司会?通訳のもと、ワークショップは進められました。
冒頭、鈴木准教授から、過去にDr.Jessica P. Houston教授の研究室を訪れた際の話や現地滞在中の交流等についての話があり、その後、Dr. Jessica P. Houstonから、鈴木准教授と知り合った経緯やフルブライト奨学金について、続いて日本での生活や研究活動について説明がありました。また、Dr. Jessica P. Houstonはご家族を伴って来日しており、同じく研究者であるご主人のDr. Kevin Houstonからも自身の研究テーマであるBreast Cancer Drugs(乳がん治療薬)や日本での生活についてお話いただきました。3人のお子様は本学近くの公立小学校に通っており、アメリカの小学校と日本の小学校の違いなどに、参加した教育学部の学生たちは熱心に聞き入っていました。
講演会後の質疑応答では、日本とアメリカの大学生の違いや、日本で研究するにあたって苦労したこと等、多くの質問や活発な意見交換があり、ワークショップは盛会のうちに終了しました。
Dr. Jessica P. Houston
Dr. Kevin Houston
Dr. Jessica P. Houstonのホストを務める
鈴木美穂 准教授
司会を務めた髙橋哲 准教授
(2016年度フルブライト日本人奨学生-研究員プログラム-)
野村奈央 准教授
(2010年度フルブライト日本人奨学生-大学院博士論文研究プログラム-)
ワークショップの様子