第4回テニュアトラック 研究発表会が開催されました
2018/8/1
7月27日(金)に、本学総合研究棟シアター教室において、第4回テニュアトラック研究発表会を開催しました。
本学では、卓越した若手研究者の育成を目指した「埼玉大学?若手リーダー育成プロジェクト」(SUTTプロジェクト)を立ち上げ、平成24年度よりテニュアトラック制を導入しています。本プロジェクトの推進により、若手研究者が自立的に研究できる環境を整備し、新しい研究体制の構築を目指しています。
今回の研究発表会では、昨年10月に採用された卓越研究員2名を含むテニュアトラック教員7名と、昨年度のテニュア審査に合格し4月からテニュア教員になった「卒業生」1名の計8名が発表を行いました。前回に引き続き、専門外の聴講者の方にも興味をもって頂けるように、研究の大きなメッセージや方向性が伝わるようなプレゼンテーションを行いました。
開会にあたり、伊藤修研究機構長から「本学にテニュアトラック制が導入されてから5年が経過し、前田慎市助教がテニュア審査に合格し、本学初のテニュアトラック卒業生として4月から理工学研究科准教授となった」などの挨拶がありました。
当日は、本学の教職員、学生ら計約100名の参加がありました。専門分野が異なる発表への質問など、参加者から多数の質問があり盛況のうちに閉会しました。
総合司会をする石井昭彦研究機構研究企画推進室長
開会の挨拶をする伊藤修研究機構長
豊田正嗣准教授
「オジギソウは、何のためにお辞儀をするのか?」
Neal Bez准教授
「Brascamp-Liebの不等式:掛谷予想とVinogradov予想の架け橋」
Sung-Chul Noh助教
「Professionals in the hierarchical order:Balancing control and autonomy」
川村隆三助教
「運動界面を用いた細胞の動的力学環境構築と変形性評価」
勝田哲助教
「超新星残骸のX線観測から迫る超新星爆発の仕組み」
乙須拓洋助教
「細胞膜研究のための新規分光法の開発と応用」
坂井建宣准教授
「高分子材料の粘弾性変形機構」
前田慎市准教授
「新たな手法として気体デトネーションを用いた爆風シミュレータ」
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