インスタで県の農産物をPR! アイディア発案した学生が「わっしょい大使」に
2017/12/22
経済学部生が埼玉県の上田知事に政策提言したアイディアが採用され、県産農産物の魅力をPRする県公式インスタグラム「埼玉わっしょい」が12月21日(木)に開設されました。提言を行った経済学部今泉飛鳥講師ゼミの学生5人はこの日、「埼玉わっしょい大使」に任命され、今後、県産農産物を食べられる飲食店の情報や料理などの写真を投稿し、情報を発信していきます。
11月8日に開催された、本学の学生が上田知事に政策提言を行う「知事と学生の意見交換会」で、5人が発表した「インスタグラム×若者×県産農林産物」のアイデアが今回の取組みとして採用。大学生の8割が県産農林産物に「興味がない」とするアンケートを背景に、SNSが若者の消費行動を促しているとして、インスタグラムを使ったPRが効果的だと訴えました。
県公式インスタグラム「埼玉わっしょい」を開設しました!|埼玉農産物ポータルサイト
上田知事から任命証が手渡されました
早速投稿したインスタグラムの写真を上田知事に見せる学生たち
以下、11月8日に本学で開催された「知事と学生の意見交換会」の様子
来場者で一杯となった意見交換会の様子
11月8日(水)、本学の学生が、上田清司埼玉県知事に政策を提言する「知事と学生の意見交換会」が開催されました。この取り組みは2010年に始まり、若者の感性を県政に活かすとともに、大学を生きた学習の場とすることを目的に今回で8回目を迎え、これまでに、学生たちの提案をもとに実現に至った政策もあります。
今回は、経済学部と工学部から5つのゼミが参加。地方分権や公共交通の利用促進、子育て支援、都市公園の再整備など県が抱える課題をゼミごとに1つ選び、政策提言を行いました。
このうち、経済学部の今泉飛鳥講師ゼミによる「インスタグラム×若者×県産農林産物」と題した発表では、約8割の学生が県産農林産物に「興味がない」とするアンケート結果を紹介。SNSが若者の消費行動を促しているとして、写真共有サイト「インスタグラム」の活用を提案しました。人手不足やSNSに不慣れな県庁職員を補うため、大学生が「大使」となり、県産農林産物の写真をインスタグラムに投稿し、拡散させることで多くの若者にPRする手法を紹介しました。
上田知事は「県はSNSを使ったアピールがまだまだ弱い。こうした取り組みはすぐにでも取り入れられる」と高く評価し、「早速皆さんが大使になって中心メンバーになって欲しい」と呼びかけました。また、全体的な感想として「今回はアンケートを分析し、1つの論拠とする提言が多く、全体的に説得力があった」と総括しました。
挨拶する山口学長
挨拶する上田知事
政策提言をする学生たち
政策提言をする学生たち
各発表に対してコメントする上田知事
発表後、上田知事と記念撮影をしました
政策提言のテーマ
発表順 | テーマ | 学部/ゼミ |
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1 | 知ってほしい!地方分権改革 ~RCT、RDデザインの活用と実演販売方式のPR~ |
経済学部/齋藤友之 教授ゼミ |
2 | 貨客混載とバス停デザインコンテスト ~貨客混載とバス待ち空間環境の改善~ |
工学部 /久保田尚 教授ゼミ |
3 | 子育てムーブメントから支援政策への転換を | 経済学部/松本正生 教授ゼミ |
4 | インスタグラム×若者×県産農林産物 | 経済学部/今泉飛鳥 講師ゼミ |
5 | 都市公園の再整備 ~まいたまに想いをのせて |
経済学部/江口幸治 准教授ゼミ |