埼玉りそな銀行寄附講義 学生が銀行の新商品をプレゼンしました
2017/7/31
7月26日(水)、本学において埼玉りそな銀行の寄附講義「現代銀行経営論」(全14回)の最終講義が行われました。受講した学生約100人が10グループに分かれ、池田一義社長や本部の部長らにITを活用した銀行の新商品やサービスを提言しました。
この寄附講義は、本学と同銀行の協定に基づく取組として2008年度から毎年開講され、今回で10回目を迎えました。地域経済?社会におけ「地域金融機関」の果たす役割への理解を深め、将来の地域経済を担う人材の育成を目的として、全学部の学生を対象に実施されています。
今回のテーマは「スマホなどITを活用した近未来の魅力的な銀行商品?サービスの発案」とされ、スマホの指紋認証センサーを利用し安心してネットショッピングが出来るサービスやりそなポイントを使った投資ゲームアプリの開発といった案が提案されました。発表後には、池田社長らが評価し、3つのグループが表彰され、CS向上や地域活性化への貢献などが期待できる「地域密着型アプリりそナビ」を提案したグループが最優秀賞に輝きました。
池田社長は「みなさんプレゼン力があり全体的にレベルが高かった。ブラッシュアップすれば企業でも即戦力になる」と総評し、「これまでは答えのある勉強が多かったと思いますが、社会では答えのない仕事がたくさんある。今、社会で何が起こっているのか問題意識や好奇心を持ち続けることが大事で、それを習慣づけることが社会で生きてくる」と語りかけました。
参加した学生は「銀行業務について、資金の融通だけではなく、地域貢献活動など様々な取組みをしていることが分かり、勉強になった」、「大学の授業は座学が多いなかで、実務家の視点を得られたのが良かった、今後勉強するときに参考にしていきたい」と感想を述べました。
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講義風景
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埼玉りそな銀行の池田社長らに提言する学生たち
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表彰式の様子
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表彰状を手に池田社長と写る学生たち
りそなグループコミュニケーションキャラクター「りそにゃ」も登場!
【参考リンク】