本学大学院生の応用物理学会春季学術講演会での学術発表が、注目講演の1つに選出
2017/3/27
3月14~17日、パシフィコ横浜にて開催された第64回応用物理学会春季学術講演会において、本学大学院理工学研究科環境システム工学系専攻修士1年生の大塚美緒子さん(指導教員:長谷川靖洋准教授)の学術発表が注目講演の1つに選出されました。
今回の応用物理学会学術講演会では口頭発表2,850件ならびにポスター発表1,196件、合計4,046件の発表が行われ、その中から19件の注目講演が選出されています。
発表テーマ | 「赤外線カメラを用いた熱拡散率の測定とインピーダンススペクトロスコピー法による熱電モジュールの評価」 |
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発表の概要 | 熱を電気エネルギーに直接変換可能な熱電変換において、入力側の温度振動がそのエネルギー変換効率に大きく影響することを理論モデルならびに実験を用いて示しました。この結果より、実用化の際には入力される熱周波数という新しい評価軸を付け加えることが重要であることを報告しました。 |
【右】注目講演に選出された大塚さん【左】同じ研究室生の有坂太一さん(工学部環境共生学科4年)
大塚さんのコメント
注目講演への選出を知らされ、二度とないような機会を頂けたので、しっかりとした発表ができるように気合いを入れて準備しなくてはと、学会に対する意識が変わりました。本番では会場が超満員になり、沢山のコメントや質問を頂いたことから、多くの人が注目するような話題を扱っていたことを実感しました。今後も、発表だけに終わらず、その先の議論ができるように研究活動を進めていきたいと思います。
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