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「さいたまトリエンナーレ2016」連携授業でアーティストによるワークショップを開催

2016/06/13

この秋、さいたま市で開催される「さいたまトリエンナーレ2016」と連携して実施する授業「造形芸術学特論」(担当:教育学部 石上城行 准教授)に、アーティストの長島 確 氏をお招きし、2日間にわたりワークショップを行いました。

長島氏は演劇の現場でドラマトゥルクとして活躍し、まちをフィールドとしたアートプジェクトを展開するアーティストです。さいたまトリエンナーレ2016では、市民の方々に自由な素材を使って自宅や店舗の敷地内にさいたまトリエンナーレの会場を指すようなヤジルシを作成?設置してもらうことで、様々な人がさいたまトリエンナーレに参加する場を作り出すプロジェクトを計画しています。そこで大学では、その検討の一環として教育学部芸術専修の学生にヤジルシの創作実験をしてもらうことになりました。

5月26日
はじめに長島氏からプロジェクトの趣旨について説明があり、その後大学構内へ出て、どこに自分のヤジルシを設置するかの場所選びが始まりました。今回は自宅ではなく、大学構内にヤジルシを設置するため、自分のお気に入りの場所とそこに合ったヤジルシを考えます。学生たちはそれぞれにお気に入りの場所に対する思いを語りながら設置場所を選んでいきました。全員のヤジルシを設置する場所が決まった段階で教室に戻り、次回までにヤジルシを設置しておくよう指示を受けて1日目のワークショップは終わりました。



6月2日
2日目は、冒頭から構内へ出てそれぞれが制作?設置したヤジルシを観て回りました。ヤジルシは非常階段の外灯に張り付けてあったり、雑草をヤジルシ型に刈り取ったりするなど、よく目を凝らさなければ見つけられない工夫に満ちていて、中でも構内西側の茂みにある赤錆びタンクに設置されたヤジルシは秀逸でした。ご丁寧に周辺の錆びと同じ風合いに塗装してあったので見つけるに一苦労です。それでも作者の話を聞きながら探していくプロセスはとても刺激的で、大学構内にこんなに魅力的な場所があったのかと、驚かされたり、感心したりで、普段自分たちが過ごす場所に対する意識を新たにする有意義なワークショップとなりました。

外灯のヤジルシ
ヤジルシ型に刈り取られた跡
赤錆タンクのヤジルシ

この連携授業は、「さいたまトリエンナーレ2016」のプロジェクトへの参加を通じて多角的に「国際芸術祭」や「アートプロジェクト」の実際を体験?学修する内容となっており、今後は岩槻駅周辺で実施されるプロジェクトへも参加していきます。

長島 確 氏プロフィール

/news_archives/2015/20151204-1.html