山口学長が梶田先生 東松山市名誉市民称号授与式に列席しました
2016/2/2 追記
2016/1/18
山口学長が列席した東松山市名誉市民称号授与式?記念講演会及び懇談の様子が東松山市の広報誌に掲載されました。
特集「東松山市名誉市民称号授与式?記念講演会」
(東松山市ホームページ 「広報ひがしまつやま平成28年2月号」より)
1月13日(水)、東松山市民文化センターにて、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章先生(81年万博体育manbetx3.0_万博体育APP官方网 &物理学科卒業、埼玉県東松山市出身)に、東松山市名誉市民の称号が授与されました。
式に先立ち、山口学長(75年理工学部卒業)、梶田先生、森田東松山市長(76年教育学部卒業)による懇談が行われ、終始和やかな雰囲気で各々の近況報告がなされ、山口学長は「梶田先生には『学部時代は学問への入り口です。この時代を大切に』というお言葉を埼玉大学生にいただいており、大変うれしく、様々な場面で学内に周知しています。」と話しました。
授与式では、森田市長より、梶田先生に推挙状と名誉市民章が贈られ、「ノーベル賞受賞の快挙は市民として大きな喜びであり、郷土の誇りです。」とお祝いを述べられると、梶田先生は「今後は東松山の発展のため皆さんとともに頑張っていきたいと思っております。」と話しました。
授与式後には、「ニュートリノの小さい質量の発見」の演題で梶田先生による記念講演会が行われました。中学時代の思い出から、弓道に打ち込んだ大学時代の様子、大学院の研究室選びや恩師との出会いを語り、続いてニュートリノや研究施設について解説されました。最後に「若い皆さんは、いつ本当に人生を決めるような大切な出会いがあるか分からないので広く目と心を開いて、そして大切なものに出会った時の準備、勉強をしてほしいと思います。もし皆さんの中で科学研究を目指してくれる人がいれば、すごく嬉しいです。科学の世界は本当に面白い。」と講演を結びました。
左から、森田東松山市長、梶田隆章先生、山口宏樹学長
東松山市名誉市民称号授与式の様子