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日本人学生と留学生が抹茶体験！狭山茶の魅力を味わうひととき

2025/1/29

国際交流を目的とした文化体験イベントの一環として、狭山茶農園「宮野園」の宮野圭司さんをお招きし、日本人学生と留学生が一緒に抹茶体験を行いました。このイベントは埼玉県が誇る特産品である狭山茶を通じて地域文化への理解を深めることを目的としています。

宮野さんからは、狭山茶の特徴や製茶の過程について分かりやすく解説していただきました。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」という言葉の通り、狭山茶はその深い味わいが魅力。参加者たちは抹茶がどのように作られるのかを知ることで、普段何気なく飲んでいるお茶の奥深さを感じた様子でした。

実際の抹茶体験では、宮野さんの指導のもと茶筅(ちゃせん)を使った抹茶の点(た)て方を学びました。留学生たちは初めて茶筅を持つ体験に興味津々で、日本人学生がサポートしながら一緒に取り組む姿が見られました。「自分で点てた抹茶の味は特別」という声も多く、和やかな雰囲気の中で交流が進みました。

このイベントは、ただ抹茶を体験するだけでなく、学生同士の国際交流を深める場にもなりました。留学生にとっては日本の伝統文化を学ぶ機会となり、日本人学生にとっても自国文化を改めて見つめ直す貴重な体験となりました。参加者の一人は「お茶を通じて、日本文化や地域の魅力を学ぶことができました。留学生ともたくさん話せて楽しかったです」と笑顔で語ってくれました。

埼玉大学では、今後も地域と連携した国際交流イベントを開催し、多文化共生の輪を広げていきます。次回のイベントもぜひご期待ください！