国立大学法人埼玉大学が保有する土地の有効活用に関するサウンディング型市場調査の結果について
2023/5/31
【調査の主旨】
国立大学法人埼玉大学が所有する土地の一部に対して、国立大学法人法第34条の2に規定する資産の有効活用を行い、その対価をもって教育?研究?学生支援の向上を図るため、キャンパス整備を推進することを計画しています。
本学が提示する土地の新たな活用の在り方などを民間事業者等との対話により、実現可能な民間活用等の前提条件や事業参入意向などの可能性について調査を実施しましたので結果の概要を公表いたします。
【調査対象物件所在地】
物件①:常盤宿舎 埼玉県さいたま市浦和区常盤
物件②:太田窪宿舎 埼玉県さいたま市南区太田窪
【結果概要:物件①】
(提案1)
○実施する事業:分譲マンション整備
○貸付期間?契約形態:売却
○本学への要望等:業者選定時期に関する要望
(提案2)
○実施する事業:定期借地権付き分譲マンション
○貸付期間?契約形態:定期借地権(70年以上)
○本学への要望等:業者選定時期に関する要望
(提案3)
○実施する事業:リフォーム後賃貸住宅
○貸付期間?契約形態:売却
○本学への要望等:本学職員等の宿舎としての再利用に係る支援
(提案4)
○実施する事業:所有権または一般定期借地権によるマンション分譲
○貸付期間?契約形態:一般定期借地権(約70年)
○本学への要望等:業者選定方法に関する要望。事前の地盤調査その他調査実施と情報開示等。大学負担による既存建物解体?更地化。
(提案5)
○実施する事業:保育園と学童を併設したファミリー層向け賃貸住宅
○貸付期間?契約形態:一般定期借地権(50年)
○本学への要望等:敷地境界の確定、地中埋設物の撤去(発見された場合)
(提案6)
○実施する事業:期借地権付きマンション
○貸付期間?契約形態:一般定期借地権(70年)
○本学への要望等:大学施設として活用する場合の具体的な要望があれば教示願いたい。
【結果概要:物件②】
(提案1)
○実施する事業:リフォーム後賃貸住宅
○貸付期間?契約形態:売却
○本学への要望等:本学職員等の宿舎としての再利用に係る支援
(提案2)
○実施する事業:所有権または一般的な事業系用途(都市計画整備法等の規制については未確認)
○貸付期間?契約形態:事業用定期借地権の場合は期間20年から50年
○本学への要望等:入札に当たって早期に測量図や境界確認書の提供、明示。大学負担による既存建物解体?更地化
(提案3)
○実施する事業:物販店舗?ショールーム等の商業施設
○貸付期間?契約形態:事業用定期借地権設定契約(20年~30年)
○本学への要望等:敷地境界の確定、地中埋設物の撤去(発見された場合)