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理科分野自然科学専修

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体験に根ざした自然の理解を

理科分野では、自然を理解し、楽しみ、学ぶことの楽しさや感動を子どもたちに伝えられる能力の習得を目標にしています。理科は、自分の目で見て、手で触れることが大切です。そこで、室内での実験や野外観察を通じて器具の取扱い方や調査?観察の方法を知り、自然の見方や理解の仕方を養うことができるように配慮しています。講義、演習、実験も、基礎的な内容から専門的な内容まで幅広い知識と高いレベルの理解を図っています。また、授業を設計する力、教材を研究する力、授業を展開する力、授業を分析する力といった理科教師としての力量を身につけるための講義?演習も用意しています。そして、卒業研究では主体的に観察?観測?実験?採取?調査等を行い、研究としての達成感が得られるように努めています。

小中高等学校で理科を教える教師に必要な教科に関する専門性と授業者としての専門的力量を身につけた卒業生たちは、広く社会で活躍しています。

教育実習の風景(附属中学校)
岩石?地質の調査研究(愛知県犬山市)
ゼミの風景(物理学)

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こんな授業 こんな研究

小倉 康 教授

小学校から理科を勉強してきて、理科が好きになった人も嫌いになった人もいます。理科が得意な人も苦手な人もいます。理科は自分の役に立つと感じる人も感じない人もいます。どうしてこのような差が生まれるのでしょうか?

理科教育方法学では、学校でどのように理科を教えるかという指導法に加えて、子どもたちが理科を通じて認知面や情意面でどのように成長するのかという学習面、理科としてどのような内容を各学年で扱うべきかという内容面などを研究しています。さまざまな課題に対して、実際の授業や面接、アンケート、文献などの調査によって得られたデータを分析することで、改善につながる有効な知見を導きます。学校を越えた繋がりで理科教育を支援する研究も行っています。

これらの研究を通じて、学校を卒業したすべての人が、理科に興味を抱きつつ、実生活や実社会で理科の知識やスキルを活用して活躍できるようにすることを目指しています。

主な授業科目

物理学、物理学実験、物理学演習、力学、電磁気学、化学、化学実験、化学演習、無機化学、有機化学、生物学、生物学実験、生物学演習、植物学、動物学、地学、地学実験、地学演習、地殻進化学、天文学、理科教授学習評価論、特別研究 他

学生の声Student's Voice

3年生

理科分野では、熱心で個性豊かな先生方のもと、物理学?化学?生物学?地学や理科の教育方法について幅広い視点から学ぶことができます。私は理科教育方法学の研究室で、学校現場の先生方とお話ししたり、実験教室で小学校に訪問し直接子どもたちに理科の面白さを伝えたりすることが好きです。学校で理科を教える教員を目指すうえで、これらの活動が基板になると考えます。同じ志を持つ仲間とともに理科についての学びを深めてみませんか。