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留学体験記

留学体験記一覧:ベトナム

2期生 高橋 侑実

留学国
ベトナム ホーチミン市 ホーチミン市経済大学(University of Economics Ho Chi Minh City ) ※実際通うところは、UEHに属するInternational School of Business(ISB) という学校なので、ISBのスタッフと連絡を取る方が良いです。
留学テーマ
リアルなベトナムを学ぶ
留学期間
2016年9月~2017年4月(授業は同年10月~3月)
費用

70万(往復航空券 VISA 海外保険 食費 住居費 娯楽)

奨学金の種類

埼玉発

履修内容(メインで勉強した科目等)
  • ?Communication business
  • ?Consumer behavior
  • ?Human resource management
  • ?Organizational behavior
  • ?Vietnamese language
課外活動(クラブ活動、インターンシップなど)
  • ?School trip (team building)
  • ?Sports event
  • ?ベトナム×日本交流イベント
  • ?日系企業支社でちょっとした課題(インターンシップがそこでできなかったので個人的に課題をもらった)
学んだこと、身に着けた力
  • ?自分のパーソナリティをどう表現するか
  • ?異文化の学び方

体験?感想

「リアルなベトナムを学ぶ」というテーマは、留学を思い返して結果的にこうだったなというものなんですが、留学に行く人がごまんといる中で、どうすれば差別化できるだろうと考えた時、「今」のベトナムを知って、自分がどう感じるか、考えるかが大切だと思いました。

そんなリアルさを知るためには、ベトナムの生活に溶け込めれば良いんじゃないかと思い、「どこまでベトナム人になれるか」が自分への挑戦でした。この挑戦を受けて立つため常に心掛けていたことと言えば、「向上心」を保つことですかね。私は、自分のためより、他人のためじゃないと動けないタイプなので、自己成長のために行動を取るとかって苦手なんです。そこで、意識的に向上心をもつことと、元ある好奇心を掛け合わせることで、挑戦への原動力としていました。まあ好奇心が大体を占めてるんですが、、。具体的に例えば、ベトナム人の「ポジティブ」や「パッション」なところが素敵だなと思った時、いつも通り好奇心だけだと、なんでこういう風に考えられるんだろうとかって完全に客観視状態で、「すごいな~尊敬~」で終わりがちなんです。でもそこに向上心を加えることで、じゃあ自分はどうすればこういう風になれるかとか、見習おう!とかって自己成長に繋がったりします。そんなこんなで、ベトナムでの生活や価値観に深く触れることで、ベトナム人と化しました(笑)

お昼は学校付近のローカル食堂

さて、少し話は変わって学業についてですが、私は半年の留学で主に4つの授業を取りました。(プラスベトナム語)正直、どの授業も基本的なことは日本でも学べます。ただ違うのは、一緒に学ぶのがベトナム人学生であったこと。それだけで、学ぶ姿勢に刺激を受けたり、例えや考え方がベトナムベースなのでアイディアが斬新だったり、新しい発見が多かったです。また課外活動では、学生が運営する行事としてTeam buildingとSports eventなどに参加者として参加しました。学内行事は全てベトナム語開催でしたが、分らなかったら友達に聞く程度で、意外と何とかなりました。課外活動は、様々な若者文化(?)に触れられたり、ボランティア等では他の年代の人と触れ合えたり、社会の現状を見たりできるのでおすすめですよ。

オフの日は、ベトナム人の友達とカフェでおしゃべり、ごはん、ショッピングが多かったです。長く休みが取れる時は、ベトナム国内の旅行によく行ってました。地域によって文化が違うので、よりベトナム自体を知ることができましたね。国外はタイしか行かなかったので、もっと行けばよかったなー、、。

旅行といえば、交通機関の時間遅れにはびっくりしました。日本がしっかりしすぎって良く聞くので、時間にルーズなのはベトナムに限らないと思うんですが、普段の生活の中でも多々遅れが見られるんですよね。

授業が30分遅れでスタート(生徒又は先生が来ない)は割と序の口。ホーチミンらしいのは、「雨で遅れた」ってやつですね。雨季は特に毎日必ずスコールが夕方にあるのは、外国人の私でも承知のことだったので、「だったら早く家出ろよ」っていつも思ってました(笑)もちろん100%みんながそういうわけではないですけどね。郷に入っては郷に従えってことで、これに慣れてしまうと、時間に厳しい世界に戻った時大変です。

半年間でこうしたベトナムの環境にすっかり慣れることができた私ですが、この期間で随分新しい自分に出会えた気がします。その内の一つは、自分の気持ちをきちんと伝えること。ある時友達に、「自分はどうしたいの?」って聞かれたんです。つまり、相手に合わせてないで自分のしたいようにしなよってことなんですが、ふと「たしかに」って思えたんです。特にベトナム人は思ったことをすぐ口にすることが多いし、友達とのコミュニケーションは英語だったので、すごいダイレクトにくるんですよね。日本で「当たり前」だと思っていた空気を読むとか、阿吽の呼吸とか、想像以上に通じないんだと分かって、同時に、もっと自分の意思をしっかり伝えないと自分のことを理解してもらえないんだと思いました。もしかすると、このやり方、考えがそのまま日本の社会では通用しないかもしれません。でも、一人の人間として、自分であるために、しっかり気持ちを伝えることって大切なんだなと思いました。

ベトナム式ウェディングに参加した時の写真

「GT生」として留学する理由、意義とは何だと考えるか

そもそも私の考えるGTの定義が、簡潔に述べると異文化や異なる環境でも対応できることなので、留学をする理由は、その能力を養うことですかね。

社会の中で生き延びていくために、自分のパーソナリティが大切だと思うんです。パーソナリティはころころ変わるものではないけれど、人生の経験がそれを形成している気がして。そう考えると、経験が多いだけ過去の自分との比較対象も増えるから、より柔軟な人になれるかなと。自分はこう考えていたのに、そういう考えもあるのかと知って、考えが変わる、又はそれでも自分の考えを突き通すかもしれない。でもその考えは、ある比較対象も理解した上での決断であるから、どちらにしても、一つの考えしかなかった頃の自分よりはレベルアップできてますよね。そうした積み重ねで自分のパーソナリティプラスαになれれば、どんな境遇でも、うまくやっていけると思います。ので、GTな人材になるためにも、この留学は必要だと思います。

「GT生でよかった」と感じたエピソード

GTPの学生は留学先も関心分野等も様々なので、各自経験したことや学んだことをお互い共有することで、自分の行動範囲以上の情報を得られるので面白いです。また、そうした話が共有されることで、「わ、この人こんなことしてるんだ!私もうかうかしてられない!」といったように切磋琢磨できる環境があることも良いなと思います。GT全体とか、GT内での活動より、個人個人外部でいろいろな活動をしている人が多いので、そうした情報を得るためにも、GTルームは活用できます。どの学年でも使えて、より幅広い情報を得ることができるのでおすすめです。

後輩へのメッセージ

留学が目標ではなく、自分は留学を通してどうしたいのか、どうなりたいのか、という先の目標を立てることが大切です。そして是非たくさんのチャレンジをしてきてください!クレイジーになれるのは今だけですよ!(笑)