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留学体験記

留学体験記一覧:オーストラリア

3期生 久保 京華

留学国
オーストラリア、メルボルン、モナシュ大学、Arts(教養)
留学テーマ
メディア学とパフォーマンス経験
留学期間
2017年4月~2018年6月
費用

300万超

奨学金の種類

JASSO

履修内容(メインで勉強した科目等)

メディア系、異文化コミュニケーション系、社会学

課外活動(クラブ活動、インターンシップなど)

Performance workshop、バレーボールクラブ(二つ)、バイト(レストラン)

学んだこと、身に着けた力

一人で生きていく力、度胸

体験?感想

私の留学テーマは、『欲張りに生きる』です。面白そうと思ったことは自分から何でも飛び込む。やりたいことは、全部全力でやる。留学したからこそ出会える人たちとの関係を大切にしよう。そのような心持ちで留学生活をスタートさせました。

留学テーマについて

メディア学とパフォーマンス経験

最初はとにかく人脈!友達欲しい!ということで、寮でも授業でもとにかく話しかけたり、一緒にご飯食べたり、バレーボールクラブに参加してみたり、留学生向けのイベントに参加してみたりと動き回りました。この最初のきっかけで、旅行を一緒にするぐらい仲の良い友達ができたり、シェアハウス先を紹介してくれたりと出会いがたくさんありました。また、レストランに直接履歴書出して、バイトゲットしたりもしました笑。人と関わることに一番幸せを感じる自分にとって、様々な人?コミュニティに関われたことは大きな財産です。

活動的に行動したおかげでたどり着けたのが、パフォーマンス制作への参加です。新歓期に公演していたミュージカルに感動したのがきっかけで、留学生向けの演劇サークルに話を聞きに行ったときに、大学の授業でパフォーマンスを実践的に学べることを知りました。その時期から、卒論テーマでテレビドラマを扱おうと考えていたのもあって、作品制作を学べるという内容は、非常に魅力的でした。速攻担当教授にメールし、履修許可をもらいました(大抵のことは頼めばオッケーしてくれるので、言った者勝ち)。

意気込んで初回の授業に参加しましたが、すぐにやめたくなりました笑。ほとんどのクラスメイトは、将来アクターやディレクターになることを本気で考えている人たち、そしてもちろん全員ネイティブなので、クラスメイトのパフォーマンスを観ている時間は、海外ミュージカルドラマかなんかを観ているようでした。何の知識もないし、英語も拙い場違いな私でしたが、教授含めみんなに助けられて、生き残っていくことができました。一回慣れると、めちゃ楽しい!音楽やリズムに合わせて、自分たちで動きを表現したり、即興演劇をしたりと、作品が生まれるプロセスを実践的に学べる授業内容でした。

リハーサルの様子

ファイナルアサインメントである15分間のパフォーマンスでは、ストーリー、セリフ、ライト、サウンド、デザイン、小道具など舞台に必要なものすべてを、約二か月の毎3時間、週2回のグループミーティングを通して、自分たちで一から創り上げていきます。わたしは、アクターとセットデザインの担当となりました。一般的に、外国人は日本人より意見の主張が激しいと言いますが、まさにその通りで、ミーティングは毎回議論の嵐。どんどんヒートアップする英語×ややこしい内容には大苦戦。「きょうか、これは言語の壁の問題じゃない。私もこの複雑な話理解できない!」と、チームメンバーに言わせるほどでした。その中でも、みんなが煮詰まった時に新しい角度からの意見を提供したり、「言葉がだめなら動きで」ということで舞台上での身体的な行動パターンを提供したりする立ち位置を確立しました。

最も評価されたのは、舞台上での時間の経過を表すため、時計の役割を役者自らが行うというアイデアでした。当初は、カレンダーを作る予定だったが、時計の音に合わせて腕を回すというわたしのアイデアに、他メンバーが腕にイルミネーションライトを巻き付け、暗転した舞台で行うという案を追加。私たちのチームはビジュアルに焦点を当てていたため、この時計の案は教授や外部講師からも高い評価をいただきました。演劇初心者のノンネイティブなりに、チームメイトから認めてもらえるようになり、パフォーマンス当日は大成功に終わりました。

この体験を通じて、パフォーマンス制作の経験を得られたことはもちろん、チームワークの楽しさと困難さを改めて知りました。一人では限界があることでも、仲間との協力によって、より質が高く期待以上のものを創り上げることができる。一から何かを創り上げることは簡単なことではないけれど、最終的に全員が納得するものが完成したときの達成感、一体感、喜びは計り知れない。そして、その気持ちを共有するのに国籍や文化の違いは関係ないと実感できたとき、元々好きだったチームワークをさらに好きだと思うことができました。

また一年の留学で、授業やバイト、クラブ活動、旅行など(あと二度の引っ越し笑)を経験したことで、とにかく度胸がついたなと思います。面白そうだと思ったことは、一人でも飛び込んでいく。仲良くなりたいと思った人には、がんがん話しかける。責任が伴う役割や大変な仕事も、楽しみながら取り組んでいく。どんな局面でも、自分を信じて堂々とする。そういう図太さが身についたと思います。これは帰国後も、部活動やバイト、就職活動などにおいて活かせているなと実感しているところです。

パフォーマンスクラブのメンバーと

自分にとって身のある留学生活になったのも、GTに所属していたからこそだと思っています。自分の意志と目的をしっかり持っている先輩をみては、見習おうと思ったり、同じ時期に留学していた同期が頑張っているのを見て自分を奮い立たせたり!そして、かわいい後輩達にとって役立つ先輩であれるように、そんな風に思っていたから、目的を見失わずに一年間モチベーションを保っていられたのかなと思います。

「留学に行った」という事実で終わらせず、自分の体験や意見をシェアでき、他の人の経験も吸収できるコミュニティは貴重だと思います。留学に行く前から、帰ってきて卒業するまで、手厚いサポートとくせの強い仲間が付いてきます。新たなグローバル人材を目指す後輩に会えるのを、楽しみに待ってます!

寮のパーティに参加した時の一枚

「GT生」として留学する理由、意義とは何だと考えるか

「GT生」として留学するからには、胸を張って私はこれをやりました、と言えることをやってこなきゃと自覚を持てたこと。留学したこと自体に満足して終わるような典型的な失敗を回避できる。後輩達に何か残してやりたいなとか思うし。お世話になった先生方や事務の方、先輩たちなど、GTに入っていたからこそ繋がれた人たちに感謝の思いもあるし。自分を奮い立たせてくれる感じでした。

「GT生でよかった」と感じたエピソード

死にそうなときとか、ちょい寂しいときに連絡できる同じ留学仲間がいること。あるある~みたいなこと、愚痴ったり、ネタにしたりしてしゃべってると元気出た。SNSとかで楽しんでたり、頑張ってるの見たら、私も嬉しいし、がんばろって思った。

後輩へのメッセージ

手厚いサポート付きで長期留学できる機会は、人生でなかなかないから、挑戦してみてください。くせ強めな友達欲しかったら、ぜひGTへ!